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新春講演会「日本の“モノづくり”について考える」 [技術]

いま、日本の製造業は中国などへの海外生産移転を一層進めるか、あるいは国内に

踏みとどまって独自の道を歩むか、その在り方が問われているが、要は「量」から

「質」かのモノづくりにある。

質のモノづくりにおいては、技術(わざ)を原点におく職人的なアプローチが求め

られる。即ち、独自の技術を追求する個性ある生き方である。

この視点に立って、経営の軸足を「量から質へ」また「同質から異質へ」と移して

いくモノづくりを考えてみたい。

新春のこの時期になると景気動向に関する議論がいろいろなところで行われている。

「昨年とは様変わりしており、不透明感が増している。踊り場に来ている」など、い

ずれにしても不明であるが、が一般論。楽観論であれ、悲観論であれ、中国、米国な

どの外部の景気動向に頼った議論がベースになっている。

自ら景気を牽引する状況設定ができていないところに日本の景気を見る上での課題

がある。景気を牽引する材料は何か? 「新技術」と「新しい仕事を進める仕組み」


ついてしっかり考える必要がある。皆が一様に伸びる時代は終わった。

「勝ち組/負け組み」の見方では無く、「モノづくり」に関する景気動向は「量」と

「質」について議論する環境にしなければならない。特に「質」を求める必要がでて


た。「量」による景気の山と「質」による景気の山の二つがあるはずであり両者の平


値を取り、景気動向をうんぬんするような議論はおかしい。飽食の時代になり久しい
が、

飽食の時代であるからこそ「量」から「質」へ軸足を移さなければならない。



新春講演会「日本の“モノづくり”について考える」



1.日時 2012年1月19日(木)10:30-11:45

2.会場 ホテルグランドパレス 2階「チェリールーム」

(アクセス)http://www.grandpalace.co.jp/access/vehicle.html

3.参加費 無料(定員60名)

4.プログラム(詳細

< 講演 >

テーマ 「日本の“モノづくり”について考える」

講師 常盤 文克氏(NPO法人 日本モノづくり学会会長、花王㈱元会長)

5.参加申し込み方法 下記URLより申し込み下さい。

http://form.nikkan.co.jp/r/c.do?qpK_IPn_vX_aes

6.問い合わせ先 日刊工業新聞社 東京支社 総務部 井上

TEL:03-5644-7284 m-inoue@po.nikkan.co.jp



主催 日刊工業新聞社 東京産業人クラブ

タグ:モノづくり

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